こんばんは、楠田です。
これまで何度か体重を落とすために腸内環境が大切であるという話をしてきました。
そして、ダイエット中は腸内環境を崩しがちであるという事についても何度か話しました。
では、実際に腸内環境が悪化して便秘になってしまった時どう対処すればいいのでしょうか?
今回の記事では便秘について、そしてその対策について詳しく解説していきたいと思います!
目次
腸内環境改善はダイエット成功のカギ
繰り返すようですが、腸内環境はダイエットしていく上でとても重要です。
腸内環境が悪いと、便が身体に残り体重が落ちないのは勿論ですが
食べたものをうまく吸収しなくなるので、栄養を吸収できなくなり筋肉量低下や更なる体調不良を招きます。
トレーニング等をしっかり頑張っているのに痩せない場合、腸内環境の悪化が原因の事は多いです。
では、腸内環境が悪くなっているかどうかをどう確認すればいいでしょうか?
それはずばり便秘になっているかどうかで判断する事が出来ます。
便秘とは
では、そもそもどういった状況を便秘になっていると呼ぶのでしょうか。
Wikipediaによると
「本来体外に排出すべき便を、十分量かつ快適に排出できない状態」
Wikipedia
と定義されています。
個人差があるので細かく定義する事は難しいですが、
「なんか最近便の調子が悪いな」
と感じたら便秘だと思っていいでしょう。
そして便秘は、
- 病気が原因で起こる器質性便秘
- 大腸の機能低下による機能性便秘
に分ける事が出来ます。
そして、更に機能性便秘は
- 痙攣性便秘
- 弛緩性便秘
- 直腸性便秘
の3つに分けられます。
痙攣性便秘とは
ストレスが主な原因と言われています。
ストレスにより自律神経のアンバランスが起こり痙攣を起こし、大腸の一部が狭くなり便秘を引き起こします。
- 最近下痢と便秘を繰り返す
- 排便した後もなんだかスッキリしない
- 便が硬くコロコロしている事が増えている
などに当てはまる場合は痙攣性便秘の可能性が高いです。
対策について
- そもそものストレスを取り除いてあげる事
- 便を柔らかくして出しやすくする為に水溶性食物繊維を積極的に摂取する事
が対策として挙げられます。
※水溶性食物繊維とは、海藻類等が代表的です。
弛緩性便秘について
腸の運動が加齢などによって弱くなる事が原因で起こると言われています。
大腸の筋肉が弱くなり便を運ぶ力が弱くなって便秘を引き起こします。
- 硬く太い便が多い
- 残留感はあまりないが、便の回数が減った
などの特徴に当てはまる場合は可能性が高いです。
対策について
- 腸の動きを活発化する為に、水分を朝一で摂るようにする。
- 野菜等の不溶性食物繊維を多く摂取して便の量を増やし、大腸の動きを活性化させる。
- 腹筋周りを鍛えて大腸の筋肉を強化する。
などを行ってみてください。
直腸性便秘について
肛門付近の感覚が鈍くなる事が原因で起こります。
便意を我慢したり、無視したりする事が繰り返される事で便意を感じにくくなってしまう事で便秘を引き起こします。
- そもそも便意を感じる回数が減った
- 力むのが下手になった
と最近感じる場合可能性が高いです。
対策について
- 少しでも便意を感じたら我慢せず、トイレにいく。
- 力みやすい体勢を探して時間をかけてもなるべく排便する。
等を行ってみてください。
まとめ
今回は、便秘の種類について
そして、それぞれに対しての対処法を紹介しました。
一度便秘になってしまって腸内環境が悪くなってしまうとスムーズに体重が落ちなくなってしまいます。
是非体重と一緒に自分の便の状態にも気を配ってみてください。
次回の記事では、そもそも便秘にならないようにどのような食生活を送っていけばいいのか?
という事について書きたいと思います。
それでは、今回は以上となります。
最後まで見て頂きありがとうございました!
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