こんにちは、楠田です。
今回の記事は、今ではかなりメジャーになった低糖質ダイエットの効果についてです。
低糖質ダイエットで体重が減る仕組み、方法や注意点を知って安全に効果的に取り組めるように解説していきたいと思います。
目次
低糖質ダイエットとは
低糖質ダイエットとは三大栄養素のうちの1つである糖質を摂取しない事で痩せるダイエット方法です。
糖質とはお米やパン.麺類などの主食と呼ばれるものの事を指します。
また、果物や根菜類の野菜、お菓子などにも糖質は多く含まれているのでそれらも摂取しないようにします。
つまり、普段の食事から主食や糖分の含まれているものをカットした食生活をしていくという事です。
では、なぜ糖質をカットする事で痩せる事が出来るのか?解説していきます。
低糖質ダイエットで体重が減る仕組みについて
糖質をカットすると体重が落ちていく理由は2つあります。
脂肪を増やさない
糖質には摂取した後血糖値を急上昇させるという特徴があります。
血糖値とは血液中のグルコース(糖)の濃度の事です。
血糖値が急上昇すると身体は上がった血糖値を下げようとしてインスリンというホルモンを分泌します。
そして、そのインスリンの働きとして血液中の糖を脂肪細胞に吸収させるというものがあります。
つまり、脂肪を増やしてしまうという事です。
整理すると、
糖質摂取
⬇️
血糖値上昇
⬇️
インスリン分泌
⬇️
糖を脂肪細胞に吸収させるように働く
⬇️
脂肪増加
という流れです。
つまり、そもそも糖質をカットする事で血糖値が上がらないので脂肪増加を抑える事が出来るという事です。
他の三大栄養素であるタンパク質と脂質は摂取しても血糖値は上昇しません。
では、もう一つの理由についてです。
脂肪を燃焼しやすくする
私達は、普段の生活のエネルギー源として糖質と脂質を基本的に使っています。
※タンパク質は90分以上の運動を行った時や、飢餓状態になった時に初めて使われます。
エネルギー源として使う糖と脂質のうち糖がないと身体はどうするでしょうか?
当たり前ですが、脂質を使ってエネルギーを作り出すようにします。
脂質を使ってエネルギーを作り出すという事は脂肪は燃焼します。
つまり、脂肪を減らす事が出来るという事です。
まとめると、
糖質をカットする事で脂肪を増やしにくく、脂肪を燃やしやすい身体に変える事が出来るという事です。
では、次は行う上での注意点についてです。
低糖質ダイエットの注意点
ダイエットに効果的な低糖質ダイエットですが、ただ糖質をカットしたらいいかというとそんな事はありません。
私が実際に低糖質ダイエットを指導してきた中でお客様が陥りがちだった注意するべきポイントを解説していきます。
摂取カロリーを落としすぎない
1度あなたの食事を振り返ってみてください。
お米やパン、麺類が食事の多くを占めているんではないでしょうか?
私達は、思っている以上に普段糖質類からカロリーを摂取しています。
そして、そんな普段多く摂取しているものを食べなくなるとどうなるかというと一気に摂取カロリーが少なくなります。
これだけ聞くと問題ないように感じるかもしれませんが、基礎代謝以下の摂取カロリーになると危険です。
しつこいくらいにブログの中で話していますが、基礎代謝量とは生きていく上で必要最低限のカロリー量です。
基礎代謝以下のカロリー摂取では、身体が危機を感じて
- 消費カロリーを抑える省エネモードになる
- 脂肪を蓄えて身体を守ろうとする
という反応をします。
つまり、痩せませんし身体を壊します。
勿論摂りすぎは問題ですが低糖質ダイエット中にカロリーの摂りすぎになる事は稀です。
糖質を取らない分タンパク質、脂質の摂取量を増やしましょう。
腸内環境の悪化を防ぐ
糖質を多く含むお米などの炭水化物は食物繊維や水分を多く含んでいる事が多いです。
つまり糖質をカットする低糖質ダイエットでは、水分不足や食物繊維不足に陥りやすくなります。
水分や食物繊維が不足するとどうなるかというと腸内環境が悪化します。
腸内環境が悪くなると
- 便秘を引き起こし体重が落ちない。
- 栄養素をうまく吸収できなくなり筋肉量が落ちる
などダイエットをする上で良くないことを引き起こします。
野菜や海藻類といった食物繊維を意識的に多く摂取するようにしましょう。
水分に関しても食べ物から入ってくる水分が減る分、積極的に摂取するようにしましょう。
男性3リットル、女性2リットルを目安としましょう。
まとめ
低糖質ダイエットとは、
糖質を摂取しない事で痩せるダイエット方法である。
痩せる仕組みは、
血糖値の上昇を防ぐ事で脂肪の蓄積を防ぎ、脂肪のエネルギー利用を促進し、脂肪を減らしやすくする。
注意点は、
水分不足や食物繊維不足による腸内環境の悪化
という内容でした。
それでは、今回は以上となります。
最後まで見て頂きありがとうございました!
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