こんばんは。楠田です。
かなり久しぶりの投稿となってしまいましたが、
今回の記事は実は人がダイエットが続かないのは当たり前である
といった内容です。
目次
この記事で知れる事
- 人がダイエットを続ける事が出来ない本当の理由
- どうやったら継続する事が出来るのか、その具体的な方法
ダイエットは続かないのが当たり前?
あなたは、ダイエットに成功して綺麗になる!
と決意して目標を立ててジムに行ったりジョギングを始めたものの途中で辞めてしまった事はないでしょうか?
頭では、やらないとと思っていても
「まぁ今日は仕事でけっこう歩いたしいいかな….」
「今日はなんとなく体調が良くない気がするしジムに行くのは明日にして今日は休もう….」
とか、なんやかんや理由をつけてやらない日が増えてきて
気付いたら全然やらなくなっていてもはや最初にたてた目標もあいまい、、
そして、自分は意志が弱いなあと軽い自己嫌悪に陥り
何かしようと思っても内心「どうせ続かないだろうなぁ…」と諦めもセットで出てきて
最終的に目標を立てる事もやめる
みたいな経験をした事があると思います。(私はたくさんあります…笑)
しかし、実はそれは意志が弱いからとか自分がダメだからとかそういう事ではなく
人間は本能的にそういうふうに出来ているからなんです!
けっこう衝撃的ですよね
一体、どういう事なのか?詳しく説明していきたいとと思います。
人は本能的に変化を拒絶している
突然ですが、あなたは今日食べるものがないとか、他の生物に襲われるかもしれないといった悩みがあるでしょうか?
ほとんどの人にそのような悩みはいないと思います。
特にここ日本のような先進国ではその心配をしなければならない人は少ないでしょう。
しかし、人類が豊かになったのは長い歴史で見るとほんのここ最近の話です。
約200万年間旧石器時代があり、約1万年前から農耕が始まりました。そして現在ではほぼ食料や外敵に困る事は無くなりました。
という事は本能的にはまだまだ食料や外敵に困っていた頃の影響を根強く受けているという事です。
ここでもう一度質問をすると、
あなたは生き物が一番優先しなければならない強い本能はなんだと思いますか?
答えは生存本能です。
これはもう間違いないですよね。生物は生存本能が最も強いです。
何が言いたいかというと、
豊かで安全になった私たちも未だに昔の死の危険と隣り合わせだった頃の本能に強くコントロールされているという事です。
そして、そんな死と隣り合わせだった頃の人間にとって現在生存できている環境、生活を変えるという事はとてもリスクでした。
という事はどういうことか?
人間は本能的に変化を嫌うように出来ているということです。
例えば、今まで行ったことない店に入ったりする時なんとなく落ち着かないといった経験をした事あるんじゃないでしょうか?
それもそういった本能的に変化を嫌う事が原因です。
ですから、今までしていなかった事を始めようとすると本能的に元の生活に戻ろうとするという事です。
休息が生存のカギだった
そして、休息が生存のカギだったという事も本能的にダイエットが続かない理由の1つです。
先程の章で説明したように、まだまだ私たちの行動は旧石器時代の本能によるところが多いです。
旧石器時代、人は狩猟で食料を確保していました。エネルギーが満足に確保できていない状態で走り続ける事で生き延びてしました。
エネルギーが途絶えると人はどうなるか?
当たり前ですが、餓死してしまいます。
という事はいかに休息時間を確保してエネルギーを温存するか?
という事が、生存していくうえでとっても大事なテーマだったという事が想像できます。
そして、それが今でも本能的に根強いためそういった行動をとってしまうという事です。
例えば、頭ではジョギングした方がいいとわかっていてもいろいろと理由をつけて家でゴロゴロしてしまったりするわけです。
ここまでで、いかに人は本能的にダイエットを成功される事が難しいかについて書いてきました。
しかし、このまま終わってしまうと
「人がダイエットできない事は良くわかった。もうしようとも思わない。一生今の体型で生きていこう。」
となってしまうと思いますが、勿論そんな事を伝えたくてこの記事を書いている訳ではありません!笑
実際にダイエットに成功している方はたくさんいらっしゃいます。
ここからは、
どうしたらダイエットに継続して取り組めるか?
といった内容です。
ダイエットに継続して取り組むには?
ここまで読んで頂いたあなたなら、人間は本能的にダイエットに取り組む事が難しいという事は理解してもらえたかと思います。
要は何の工夫もなく取り組もうとしても十中八九うまくいきませんよという事です。
では、あなたは具体的にどのように本能に抗っていけばいいのか?
答えは、
- 外部からの刺激を入れる
- 行動を仕組み化する(習慣化)する
の2つです。
外部からの刺激を入れる
これははんば強制的にでも、トレーニングせざるを得ない状況を作るという事です。
例えば、高額なパーソナルジムに入会して先にお金を払ってしまい
パーソナルトレーナーに定期的に監視されることによって行動せざるを得ないようにするとかがこれにあたります。
誰かに監視される事や、払った分もとをとろうとする事でうまれる心理を使ったやり方になります。
これはかなり有効です。。現にパーソナルジム等で結果を出す人が多いのは事実です。
金銭的に余裕がある方や、手っ取り早く結果を出したい方にはこの方法がオススメです。
ただし、それはイコール監視の目や金銭的な動機が無くなった時は元に戻ってしまう事を意味します。
行動を仕組み化(習慣化)する
これは、本質的な解決方法になります。
自分の行動をコントロールする力をつけてしまうという方法です。
これまでの話で人間は本能的に休もうとするものであるという話を散々してきましたが、
脳科学的にもそれは証明されています。
人は生存にとって大事な事をしている時に快感物質である「ドーパミン」が分泌されるように出来ています。
つまり、のんびり休んでいる時に快楽物質が出ているという事です。
しかし、そこで少し動いて何か小さな目標を達成する事により、その快楽物質を動いた事によって放出する事が出来ると言われています。
ここでいう小さな目標とは例えば、立ち上がって水を飲むとかそういった事で大丈夫です。
つまり、家に帰ったらソファーに寝転ぶのではなく水を飲む。
そして、荷物をもってジムにいく。
など行動をパターン化してとにかく動く。
※ここで悩んだり考えたりしてしまうと、本能に逆らえず楽な方に流されてしまいます。
さらにそれを習慣化して考えずに行えるようになった時あなたは、本当の意味で本能を抑え込んで自分をコントロールする事ができたという事になります。
まとめ
まとめると、人間はまだまだ豊かでなかった頃の生存本能により、工夫なく取り組んでもダイエットを継続する事は難しい。
解決するためにはパーソナルジムに入るなど外部からの刺激を入れる事が手っ取り早い。
ただ、行動をパターン化して考えずに動けるようになると本質的な解決に繋がります。
といった内容でした。
個人的には、最初外部からの刺激を入れて痩せる楽しさを感じてから習慣化する流れが一番かなと思います。
そして、これはダイエットに限らず全てに言える事なので是非参考にしてもらえればと思います。
私自身まだまだ出来ていない事なので頑張っていきたいと思います!笑
ここまで読んで頂き本当にありがとうございます。それでは!
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