ダイエットしたいけど、運動は苦手で継続できる気がしません。運動なしで痩せる方法があれば知りたいです！
今回は、運動を苦手や嫌いと感じている方が思いがちな疑問について解説していきます。
- 運動なしでも体重を落とすことは可能
- キレイなボディラインを作り上げるのは難しい
- 運動なしダイエットのおすすめは低カロリーの食事制限
結論からお伝えすると、運動なしでも「体重を落とすこと」は可能です。
ただしこれは、単純に体重という数字を減らすことが可能というだけなので注意しましょう。
そこで今回は、運動なしダイエットが可能な理由とそのリスク、おすすめの食事方法を紹介します。
この記事を読むことで、なぜ運動せずに体重が落とせるのか、そして筋トレがダイエットに必要と言われる理由が分かるはずです。
今までのパーソナルトレーナーとして指導してきた体験をもとに分かりやすく解説しますので、参考にしてください。
目次
摂取カロリーを減らせば体重は落ちる
体重を減らす際に大切なのがカロリーです。簡単に式で表すと「消費カロリー>摂取カロリー」とすることで、自然と体重は減っていきます。
例えば、ここ最近の体重が50㎏と変わらなかったのであれば、「消費カロリー ＝ 摂取カロリー」の状態です。
その摂取カロリー量を落とすか、消費カロリーを増やすことで消費カロリー>摂取カロリーの状態を作ることが出来ます。
このことから分かるように、体重を減らすためには、次のようなカロリーコントロールが必要となります。
- 消費カロリーを増やす（筋トレや有酸素運動など）
- 摂取カロリーを減らす（食事制限など）
もし運動をせずに体重を落としたいのであれば、消費カロリーを増やすことはできないため、必然的に摂取カロリーを減らすことになります。
しかし、消費カロリーを増やすのではなく、摂取カロリーを減らすことで体重を減らしても、モデルのようにきれいなボディラインを作り上げることは難しいのが現実です。
運動なしダイエットのデメリット
なぜダイエットしようと思うのか？
もちろん人によって目的は様々ですが、多くの人に共通しているのが「今の体型をどうにかしたい」だと思います。
ここで大切なのが、“体型”に関する悩みであることです。
摂取カロリーを減らす運動なしダイエットでは確かに体重を落とせますが、同時に筋肉も減らしてしまう可能性があります。
ダイエット中は体重を落としながらも、「筋トレ＋たんぱく質の摂取」によって筋肉量を維持することが大切です。
なぜなら、キレイなボディラインは筋肉を残さなければ手に入らないからです。
「筋肉を残す＝ゴツゴツした身体になる」ではない
女性に多い勘違いですが、筋トレをすることで簡単に筋肉隆々の身体になるワケではありません。
詳しい理由を解説すると長くなるので今回は省きますが、ホルモンの関係で女性は男性と比べて筋肉が付きにくいです。
そのため筋トレをしたからといって、必ずしもゴツゴツした身体になるとは限りません。
例えば、ボディビルダーやスポーツ選手ではない一般的な女性が今ある筋肉を全部残してダイエットに成功したとします。
その結果筋肉質なごつごつしたカラダになることは、間違いなくないでしょう。
多少今より筋肉量が増えたとしてもそこまでのカラダになることはありません。むしろしっかり残すことが出来ないとメリハリのないカラダになってしまいます。
だからこそ、キレイなボディラインを手に入れるダイエットには、筋トレが必要であるという事です。
運動しないでダイエットしたいのなら脂質制限がおすすめ
もしなるべく運動をせずに「消費カロリー>摂取カロリー」を目指すのであれば、食事における脂質制限がおすすめです。
「食事なら糖質制限じゃないの？」と思う方がいるかもしれませんが、僕は脂質制限をおすすめしています。
実際に僕がこれまでトレーナーとして食事指導をしてきた感覚ですが、糖質制限よりも脂質制限の方が効果を実感できる人が多くいたからです。
糖質制限ではなく、脂質制限をおすすめしている詳しい理由は以下の記事を参考にしてください。
脂質制限の考え方としてまずは、三大栄養素である「糖質・たんぱく質・脂質」の1gあたりのカロリー（kcal）を確認しておきましょう。
- 糖質：4kcal/g
- たんぱく質：4kcal/g
- 脂質：9kcal/g
このように、脂質が1gあたりのカロリーとして一番高いです。
そのため「消費カロリー>摂取カロリー」の状態を作るためには、最もカロリーの高い脂質の摂取を制限するのが効率良いと言えます。
ちなみに、脂質制限で抑えるべき食べ物としては以下のようなモノが挙げられます。
- 揚げ物
- お菓子
- 菓子パン
etc…
糖質と比較して、脂質の方が制限しやすい人が多いです。
そのため、糖質制限よりも脂質制限から試してみることをおすすめします。
特に制限すべき脂質はマーガリンやショートニングです。
これはクッキーやパンケーキなどに含まれやすいため、摂取は必ず避けましょう。
まとめ：キレイなボディラインが欲しいなら運動をしよう
今回は運動なしでも体重を落とせる理由やそのデメリットについて解説しました。
体重を落とすだけであれば、運動なしでも実現可能です。
しかし、運動なしダイエットでは筋肉も一緒に落としてしまうため、キレイなボディラインを作り上げるのは難しいと言えます。
だからこそ、ダイエットに筋トレなどの運動が必要になるのです。
もし、どうしても運動が苦手で継続できないのであれば、体重が落ちる「消費カロリー>摂取カロリー」の状態を作るために脂質制限に取り組んでみましょう。
食事に関しては糖質制限が有名かもしれませんが、脂質制限でも効果を実感できる人は多くいます。
ぜひ取り組んでみてください。
それでは、今回は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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