モデルさんって食事を野菜だけにしてるイメージあるけど、体型維持に効果的なのかな?野菜だけだと危険な気がするけど、正しい方法があれば教えて欲しいです!
今回は「野菜ダイエット」の効果やリスクに関する疑問について解説していきます。
- 野菜だけの食事にはリスクがある
- 低カロリーの食事をするために野菜中心の食事は有効
- 野菜中心の食事をする際の注意点
芸能人やモデルさんがTwitterやInstagramで野菜中心の食事で体型維持やダイエットしているといった投稿を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、野菜中心の食事は方法次第でダイエットに有効な手段となります。
しかし、“野菜だけ”の食事にはリスクがあるので注意が必要です。
今回の記事を読むことで、野菜中心の食事にどんなリスクがあり、正しい方法について理解できます。
これまでパーソナルトレーナーとして食事指導をしてきた経験を基にして、分かりやすく解説しますので、参考にしてください。
目次
野菜だけの食事ではキレイな身体は作れない
摂取カロリーが少な過ぎると筋肉も減ってしまう
体重を落とすためには「消費カロリー > 摂取カロリー」の状態を体内で作る必要があります。
野菜だけの食事をすると、摂取カロリーを抑えるられるため体重を落とす手段としては効果的です。
しかし、摂取カロリーが少な過ぎると身体が省エネ状態になってしまい、体調を崩す原因になりかねません。
また摂取カロリーの減少によって筋肉も同時に落ちてしまいます。
筋肉が落ちるとキレイなボディラインは作れない
芸能人やモデルさんのようなメリハリのある体型を維持するためには、筋肉が必要不可欠です。
その筋肉を残すためには、筋トレと同時に食事でたんぱく質の摂取が大切となります。
もちろん、たんぱく質が含まれている野菜もありますが、野菜のみでの摂取は非効率です。
また、筋肉を作るために有効なのは野菜に含まれる植物性のたんぱく質よりも、動物性のたんぱく質です。
だからこそ、野菜だけの食事ではキレイなボディラインを作るうえで非効率な方法となってしまいます。
野菜中心の食事で摂取カロリーを抑えるのは有効
野菜のみの食事はダイエットや身体に悪影響があると解説しましたが、摂取カロリーを抑えるために野菜中心の食事は有効だと言えます。
なぜなら、野菜に含まれる栄養成分は脂質が低く、低カロリーの物が多いからです。
代表的な野菜の100gあたりのカロリーはおおよそ以下の通りです。
- 大根:18kcal
- トマト:19kcal
- キャベツ:23kcal
- ねぎ:30kcal
- 玉ねぎ:37kcal
- にんじん:39kcal
- かぼちゃ:50kcal
参考:キッチンうみ
なぜ野菜はカロリーが低いのかというと、含まれている脂質が少ないからです。
三大栄養素である「糖質・たんぱく質・脂質」の1gあたりのカロリー(kcal)を比較すると以下のようになります。
- 糖質:4kcal/g
- たんぱく質: 4kcal/g
- 脂質:9kcal/g
上記から分かるように、脂質を多く含む食材はカロリーが高くなります。
野菜はカロリーを高くする脂質が含まれる量が少ないため、低カロリーになるのです。
低カロリーの野菜を食事の中心にすることで、摂取カロリーを抑え「消費カロリー > 摂取カロリー」の状態を作れるようになります。
野菜中心の食事をするならたんぱく質とカロリーの確保が大切
野菜中心の食事で摂取カロリーは抑えられますが、先ほど伝えたように“野菜だけ”では身体に悪影響を与えてしまいかねません。
- 体調を崩す
- 筋肉を落とす
身体への悪影響を避けるために大切なのが、タンパク質やカロリーをしっかり確保したうえで野菜中心の食事にすることです。
野菜には身体の働きを助ける働きを持つビタミンや腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれています。
野菜はビタミンや食物繊維が豊富であるため、体調を整えてくれるのです。
しかし、野菜だけでは摂取カロリーが少な過ぎて、筋肉も一緒に落としてしまいます。
大切なことなので繰り返しますが、筋肉はキレイなボディラインを作るために重要な要素の一つです。
筋肉を落とさないためには、食事でたんぱく質を摂取し、筋トレをするのが効果的と言えます。
そのため、野菜中心の食事をする際には、たんぱく質も十分に摂取してカロリー調整も意識しましょう。
以下の記事で食事に関して解説していますので、参考にしてください。
まとめ:野菜だけの食事は避けよう
今回の記事では、野菜だけの食事のリスクや野菜中心の食事をする際に意識すべきポイントについて解説しました。
まず、野菜だけの食事では摂取カロリーを抑えられますが、体調を崩したり筋肉を落としたりといった悪影響があります。
悪影響を避けるために大切なのが、野菜だけでなくカロリーを意識してたんぱく質も摂取することです。
キレイなボディラインを実現するために食事も大切ですが、筋トレや有酸素運動などのトレーニングも忘れないようにしましょう。
食事とトレーニングの両方に関して情報を発信していますので、他の記事も参考にしてください。
それでは、今回は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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