楠田 敏也

カラダ作りとマーケティングや経営に関しての記事を書いています。

大阪市在住
パーソナルトレーナー→パーソナルジム経営→IT企業

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有酸素運動はダイエットに必要か?

こんにちは。楠田です。

今回も以前に書いた内容をまとめ直した内容になっています。

ジョギングやウォーキングといった有酸素運動がダイエットに効果的であるか?

という内容です。

有酸素運動はダイエットに必要であるが、それだけでは不十分。

結論としては、有酸素運動はダイエットに必要です。

しかし、有酸素運動だけを行なっていても痩せる事は出来ません。

痩せる事が出来たとしても元に戻ってしまう可能性が高いです。

ではなぜ、有酸素運動だけではダメなのか?

説明していきたいと思います。

脂肪を1kg減らすのに必要なカロリーは約7200kcal

まず、どれくらいの量のカロリーを消費する事が出来たらどの程度痩せる事が出来るのか考えてみましょう。

脂肪を1kg減らすのに必要なカロリーは約7200kcalと言われています。

これはどういう事かというと、摂取カロリーに対して+7200kcal消費する事が出来たら1kgの脂肪を落とせるという事です。

1カ月で1kgの脂肪を落とす目標で考えると

7200÷30で1日240kcal

摂取カロリー以上に消費する必要があるという事になります。

では、次に有酸素運動でどれくらいのカロリーを消費出来るのか見ていきましょう。

有酸素運動だけで消費できるカロリーはしれている

いきなりですがあなたは、30分のジョギングを楽に感じますか?

勿論人によりますが、ほとんどの方はキツく感じると思います。

しかし、そんな大変なジョギングで消費できるカロリーは実はしれています。

例えば、あなたが体重55kgとすると

200キロカロリー程度しか消費できません。

ちょうど先程説明した1カ月で1kg脂肪を落とす為に毎日消費しなければいけない240kcalにちょっと足りないくらいです。

つまり、1カ月毎日30分ランニングを欠かさず行なって1kg脂肪を落とせるか微妙なラインだという事になります。

ここまでで

「そんなのやってられないなー

と思うのが自然だと思います。

しかし同時に

「逆にそれが出来たら有酸素運動だけで痩せれるってことか」

と思うとも思います。しかし、実はそうでもないんです

どういう事でしょうか?

有酸素運動だけでは筋肉量が低下する

前回の記事で、筋肉量が増えると基礎代謝が上がる為ダイエットの為には筋トレが必要である。

と書きました。

しかし、筋トレとは逆に有酸素運動だけを行っていると筋肉量が低下していく事が分かっています。

※マラソン選手などをイメージしてもらうとわかりやすいかと思います。

ですので、もし仮にあなたが有酸素運動だけで消費カロリーを増やして痩せる事が出来たとしても

最終的に痩せにくい身体に仕上がってしまうという事です。

それでも、有酸素運動は必要

ここまで有酸素運動のデメリットばかり挙げてきたので

じゃあ有酸素運動はいらないのか?

と思われるかもしれませんがそんな事はありません。

筋トレで筋肉量を増やして基礎代謝を増やしていく事で痩せていく方法では、

長い目で見れば痩せていく事が出来ますが食事をかなり制限しない限りは

消費カロリー>摂取カロリーの状態を作り出すまでは時間がかかるのでなかなか体重は落ちていきません。

※筋トレする事によって消費できるカロリーはとても少ないです

つまり、筋トレの弱点を補う為に有酸素運動を行う事で最も効率的に痩せる事が出来るという事です。

そして、筋肉量が低下するというデメリットは筋トレを一緒に行う事で無くす事ができます。

有酸素運動だけでも筋トレだけでもダメだという事になります。

まとめ

  • 有酸素運動だけで痩せる事は難しく、デメリットが多い。
  • しかし、筋トレと一緒に行う事で筋トレのデメリットを補う事が出来る。
  • どちらも一緒に行うのがベスト

という内容でした。

それでは!今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

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