楠田 敏也

カラダ作りとマーケティングや経営に関しての記事を書いています。

大阪市在住
パーソナルトレーナー→パーソナルジム経営→IT企業

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女性の筋トレの効果について

こんにちは。楠田です。

今回は、女性の筋トレについてです。

これまでこのブログではダイエットする為に筋肉量を増やす重要性を話してきました。

そして、筋肉量を増やす為には筋トレが大事である事も話してきました。

しかし

「女性は筋トレしても筋肉量増えるの?

と疑問に感じている人もいるんじゃないでしょうか?

今回の記事はそんな疑問にお答えすると同時に、逆に

「筋トレしたらムキムキになってしまうんじゃないか?」

ということに対しても答えていきたいと思います。

女性は筋トレで筋肉量を増やせるのか?

早速結論から話すと

十分増やす事が出来る

というのが答えになります。

その理由は、筋肉の特性に男女での違いはないからです。

では、どういう事か話していきます。

筋肉の特性に男女差はない

筋肉は、筋トレの刺激とタンパク質の摂取により大きくなるという仕組みを持っています。

そこに男性も女性も関係ないという事です。

勿論、ホルモンの違いにより筋肉量の増加量は男性と較べると減ります。(ホルモンの違いについては後でまた詳しく説明します。)

しかし、女性も筋肉の性質が同じである為、筋肉量を増やす事ができるという事です。

しかも、短期間においては筋肉の増え方に男女差はないとも言われています。

高度な技術(例:CTなど)を用いて筋断面積の変化を正確に測定すると、短期間(16週まで)における筋肥大に性差はない

NSCA決定版ストレングス&コンディショニング 第4版 G.Gregory Haff N.Travis Triplett編 篠田邦彦総監修  岡田純一監修

女性の短距離やレスリングの選手をイメージしてもらえれば、

トレーニングによって女性の筋肉量も増加する事をわかってもらえるかと思います。

ここまでで読むと逆に

「筋トレするとムキムキになってしまうんじゃないか…

と不安になる女性が多いと思います。

ここからはその内容について話していきます。

筋トレすると女性もムキムキになってしまう?

最初に答えを言うと、

ホルモンの濃度の違いによりムキムキにはなりにくい

となります。

思春期を迎えたあたりから男性は男性らしい身体に、女性は女性らしい身体に変わってきます。

あれはホルモンの変化によるものです。

つまり、男性ホルモンと女性ホルモンがそれぞれ身体に影響を与え出すということです。

そして、筋肉量を増やす影響を強く与えると言われているのが

テストステロンという男性ホルモンになります。

勿論テストステロン濃度は男性の方が女性よりも高いです。

では、

テストステロンがどう影響を与えることで、女性はムキムキになりにくいのか?

ということについて見ていきましょう。

元々の筋肉量の差

成長期で分泌されるホルモンの違い等により、そもそもトレーニングを始める前の筋肉量に男女差がある事が多いです。

つまり、筋トレによる筋肉量の増加にそこまで男女差がないといっても

もともとの筋肉量が少ないので多少筋肉量が増えても問題ないという事です。

勿論人によっては女性でもテストステロン濃度がもともと高い傾向があり筋肉量が多いということもあります。

(※女性でも多少テストステロンは分泌されています。)

しかし、大抵の場合当てはまらないので気にしなくて大丈夫です。

つまり、ホルモンにより

  • 元々の筋肉量が少ない
  • 男性ほどは筋肉量が増えない

といった影響を受けている為、よっぽど頑張らない限りは男性のような身体にはならないという事です。

先程あげたような女性アスリートはとんでもない努力を積まれているという事です。(元々のテストステロン値が高い傾向はあると思いますが)

まとめ

では、まとめです。

一見矛盾するようですが、

筋トレによって女性も筋肉量を間違いなく増やす事は出来るが、ムキムキにはならない

という内容でした。

筋肉の性質上筋肉量は増えるが、ホルモンの性質上心配しているほどには増えない

という事です。

これまで多くの女性にダイエットのために筋トレに取り組んでもらっていますが、

皆さん適度に筋肉量が増えていますのでやっぱり間違いないかなと思います。

それでは、今回は以上となります。

最後まで見て頂きありがとうございました!

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