ダイエットしたいけどどうしてもお酒をやめられない。一応ビールとかはなるべく避けてカロリーが低いものを選んだりしてるけどそれならいくらでも飲んでも大丈夫なのかな??お酒がダイエットにどれくらい影響があるのか・どれくらいなら飲んでも大丈夫なのか知りたいです。
今回はそんな疑問に答えていきます。
本記事の内容
・可能な範囲で減らしていきましょう。
パーソナルトレーナーとして多くのお客さんのダイエットのサポートをしてきましたが、お酒がなかなかやめられないという方は多かったです。
人によってはなくてはならない存在であるお酒。どのような害があってどのように減らしていけばいいのでしょうか??
指導経験に基づいて話していきたいと思います。
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目次
アルコール自体がダイエットに有害です。
まず、結論ですがお酒というかアルコール自体がダイエットに有害です。
理由は大きく3つ
- 脂肪分解の時間をアルコールの分解時間に使われるから
- ストレスホルモンが筋分解と脂肪合成を起こすから
- 食べ過ぎを招く
です。それぞれ解説していきたいと思います。
脂肪分解の時間をアルコールの分解時間に使われるから
アルコールが体内に入ると、カラダはアルコールの分解を最優先事項ととらえます。
そうなるとカラダは、疲労の回復や脂肪の燃焼を後回しにしてしまいます。
つまりアルコールを摂れば摂るほど本来は脂肪を燃焼する時間をどんどん失っていく事になります。
勿論お酒に対してのカラダの反応は個人差が大きいので分解に使われる時間は人それぞれですが、強い人でも少量(ビールグラス2杯分)で影響がでるといわれています。
そして分解が早い=お酒に強いという事でもあるので、そういう方程お酒が好きで2杯以上軽く超えて飲んでしまう場合が多いように思います。
ストレスホルモンが筋分解と脂肪合成を起こすから
これはかなり飲みすぎた場合の話ではありますが、人のカラダは過剰なストレスを感じるとコルチゾールというストレスホルモンが分泌されることが分かっています。
つまり飲みすぎてカラダがだるくなったりしている時このコルチゾールが分泌されているという事です。
コルチゾールには、筋肉を分解し脂肪を蓄えるという働きがあります。
カラダが危機を感じて、脂肪を蓄えて守ろうとしているようなイメージを持ってもらえるといいかなと思います。
寝不足が続いたり、トレーニングをしすぎてオーバートレーニングになった時にも同じようにコルチゾールは分泌されます。
食べ過ぎを招く。
そして更にアルコールは満腹中枢をおかしくしてしまう働きまで持っています。
満腹中枢がマヒすると満腹感をなかなか感じることができなくなり、かなりの量のカロリーを摂取してしまうことに繋がります。
お酒を飲みながらなんやかんや口に入れ続けて気づけば普段食べれないような量を食べてしまったという経験はありませんか??
それは、満腹中枢がアルコールによっておかしくなって起こっていた事なんです。
しかも居酒屋の食べ物は脂質が高いものが多く気づけばかなりの摂取カロリーを摂取してしまっていたという事態に陥りかねません。
低カロリーのお酒にすることは無駄ではない
ここまでの内容で、そもそもアルコール自体がダイエットにおいてかなり有害であることはわかってもらえたかと思います。
とは言ってもなんやかんやで飲むに行く機会を完全になくすことは難しいかと思います。
そんな時にハイボールなどの低カロリーのお酒にしても全く意味がないのかというとそんなことはありません。
多くのお酒はそれ自体でかなり高カロリーのものが多いです。
例えば、
- 中ジョッキビール 約130kcal
- 日本酒一合 約190kcal
です。
それに対してハイボールは一杯75kcal程度とかなり抑えることが出来ます。
そもそもアルコール自体が有害であることは間違いありませんが、飲まざるを得ないときはなるべく低カロリーのものを選ぶようにしましょう。
あくまで可能な範囲で減らしていきましょう。
確かに有害であることは間違いないのですが、お酒を飲むのを楽しみに日々頑張っているという人もいることでしょう。
そんな人が急に無理やり完全に断つのは難しいですし変に心にストレスを抱える原因にもなりかねません。
今毎日ペースで飲んでいるなら、週三回程度にするなど少しずつペースを減らしていきましょう。
様々な方のダイエットの経過を見てきた感じ、連続で飲むとかなりカラダに悪影響を与える印象が強いです。
最後に
これまで他の食事や運動は頑張れているのになかなか結果がでないという方のほとんどの原因がお酒でした。
ダイエット指導をしてきてお酒の悪影響を感じることは多くやはり結果を出すためには制限していく必要があるというのが現実です。
なかなかやめるのは難しいかもですが、やってみたら意外と完全にやめれたという方も多いです。
なかなか結果が出ないという方は一度お酒を飲むペースも見直してみましょう。
それでは、今回は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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