これから夏に向けて手軽に出来るウオーキングから始めてダイエットしようと思っている。でもそもそもウオーキングはダイエットに有効なのかな??20分以上歩かないと意味がないとも聞いたこともあるけど本当にそうなのかな??効果的なウオーキングの時間についても教えてほしい。
今回はそんな内容です。
本記事の内容
・20分以上でないと意味がないは嘘
・継続できる形でなるべく多く時間をとることが重要
この記事を書いている僕は現在パーソナルレーナーとして活動しています。
これまでの多くのダイエット指導経験をベースに記事を書いています。詳しい自己紹介はこちら↓↓
目次
ウオーキングはダイエットに効果的
まず結論ですが、ウオーキングを行うことはダイエットにおいて有効です。
理由はウオーキングすることで消費カロリーを大きくすることが出来るからです。
ウオーキングを行う事で消費カロリーを大きくすることが出来る。
ウオーキングも立派な有酸素運動です。
緩やかな強度で長い時間続けることができる有酸素運動は消費カロリーを大きくするのに有効です。
ダイエット中の脂肪をしっかり落としていくには
の状態を作ることが非常に重要です。
つまりこの状態を作るために消費カロリーを大きくすることが出来るウオーキングは有効であるという事です。
ただもしかすると、少しダイエットの勉強をしたことがある人ならここまで聞いて
ウオーキングで消費できるカロリー量はかなり少ないから意味ないとも聞いたことがあるような気もするけどそのへんはどうなんですか??
という疑問がわくかもしれません。
それはその通りでウオーキングでそこまで大きくカロリーを消費できるかというとそんなことはありません。
60kgの人が30分程歩いても消費できるカロリーは100kcal程度です。
1kgの脂肪を落とすためには7200kcal必要と言われています。つまりウオーキングのみで脂肪を落とすほど消費カロリーを摂ることはなかなか難しいです。
ですが、毎日継続的にウオーキングを行う事で体重を綺麗に落としていく事に成功した方を多く見てきました。
※脂質を抑えた食事についてはこちらの記事で解説しています。
20分以上じゃないと意味がないは嘘
よくネット等で有酸素運動で調べると出てくるのが、20分以上続けないと脂肪の燃焼が始まらないから20分以上やらないと意味がないという情報。
結論からお伝えするとこれは間違っています。
どのように私たちのカラダはエネルギーを使っているのか説明していきます。
普段から糖質と脂質を一緒に使っている
20分以上続けないと意味がないという主張では動き始めて最初の20分は糖質のみが使われているかのような表現がされていますが、実際はそうではありません。
運動していないときから私たちのカラダは体温を調整したり食べ物を消化したりと多くのエネルギーを消費しています。(そのエネルギー量の事を基礎代謝量といいます。)
その際から糖質と脂質をエネルギー源として私たちは使っています。
だいたい半々のバランスで平常時は使っていますが、有酸素運動のような強度の低い運動が長時間行われると脂質のほうが少し優位に使われるようになるといったかんじです。
その優位に使われだす基準として20分というものがあるという事です。
図のように平常時はだいたい半々で使われているのが時間がたつと4:6くらいのバランスで使われるようになるといった程度です。
確かに20分以上できたほうがいいのはいいですが、そこまでこだわらないといけないほどの違いがあるかというとそんなことはありません。
継続できる形でなるべく多く時間をとることが重要
ここまで話してきたようにウオーキング自体で消費できるカロリーは大して大きいものではありません。
ですが、着実に毎日継続することが出来れば積み重なって大きな変化に繋がっていきます。
無理して20分以上毎回継続しようとしたりランニングを頑張ろうとしても継続することができなけば全く意味がありません。
くり返しになりますがこれまで歩数をしっかり意識することが出来た方は結果が出ている方ばかりです。
もちろん食事と筋トレも一緒に頑張りながらの話ではありますが思っている以上に与える効果は高いです。
是非出来る形で日常の中で歩く時間がまずは1日合計して15分でも増やす所から始めてみてください。
帰り道に少し寄り道するなどエレベーターを階段に変えるなど習慣を変えていきましょう。
それでは今回は以上となります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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